European Spitz
逞しい実用犬達だったスピッツは
ヨーロッパでは扱いやすい番犬兼の愛玩犬へと変わりました。
American
Eskimo(アメリカン・エスキモー/アメリカン・エスキモー・スピッツ)
原産国:アメリカ
体高:トイ-22-30cm
ミニチュア-30-38cm
スタンダード-38-48cm
体重:トイ-3-5kg
カラー:ホワイト、クリーム、ビスケットなど
やっと、正確なサイズが判りました。エスキモー飼いさんが日本にいて、情報頂きました。ありがとうございます。_(__)_
日本(JKC)ではまだ1頭の登録もない犬種ですが、原産地アメリカやカナダではペット・ショップや動物病院などでも見かけるほどメジャーな犬だそうです。
日本に紹介されてもいい犬種だと思うんだけど(美しくて、なじみのスピッツ・キャラクターなので)、日本に連れてくると「日本スピッツか、小さいサモエド?」と間違えられそうな気もする。意外と日本では損な犬種になってしまうかも知れない。(判る人が判ればいいんだけどさ。(^^;)
この犬種、ジャーマン・スピッツの子孫であるという事なので、イタリアン・ヴォルピノとは近い血統になります。毛色もホワイトかそれに近い色だしね。
・・ジャーマンの子孫だから、同じように3つのサイズがあるのかな。
性質は積極的で賢く、鋭敏。エスキモーと名はあるが、スピッツ・キャラクターは濃く、知らない人には攻撃的な面もある。見た目の美しさと番犬向きな性格を持ち合わせている。基本的には愛情深く、主人に従順。
被毛の手入れに少し手がかかりそうだが、構えるほどではない。毛の変わり目などに丁寧にブラッシングして、死毛を取り除く。小型ではあるが頑丈である。
ショーではサイズ以外は、同じスタンダードである。
Eurasier(ユーラシア/オイラージア/ユーラシアン)
原産国:ドイツ
体高:48-61cm
体重:18-32kg
カラー:レッド、オレンジ、ウルフ・グレー、ブラック
1960年代に作出された犬種で、写真を見る限りでは固定化されたと言っても、まだまだ個体差は激しいような気がします。(小柄な感じのもいれば、チャウみたいなちょっと厳つい系までいる。)
この犬種はドイツのユリウス・ヴィプフェルが作出している。その経緯はチャウ・チャウの雄とキースホンドの雌の間に生まれた雌にサモエドの雄を交配し、それを固定化していったというもの。目的は中型で頑強、従順な家庭犬を作り出すことだそうだ。
うーん、考えてみると親戚同士な交配だなぁ。チャウとサモエドは遠い血縁にあるそうだし、サモエドなどの北方系の犬種からの派生がキースホンドだもんね。
性質は・・やはり、遠い交配という訳ではないので3犬種に似た感じではあるらしい。スピッツ系の性格である家庭には愛情深く従順さ、そして、外の人にはある程度の警戒心を持つ。番犬向きであるが、勇気があり中型というところから時には猟にも向くそうだ。
手入れは・・それも3犬種を参考に、かな。(^^;) 見た感じからも手入れはかかりそうだよね、中型だというし。
German
Spitz(ジャーマン・スピッツ/ドイチェ・スピッツ)
原産国:ドイツ
体高:クライン-23-39cm、理想は26cm (イギリスではスモール-23-29cm)
ミッテル-29-38cm、理想は34cm
グロース-42-50cm、理想は46cm (イギリスではスタンダード-29-38cm)
体重:クライン-8-10kg
ミッテル-11kg
グロース-18-20kg
カラー:ブラック、ブラウン、チョコレート、レッド、クリーム、オレンジ・セーブル、ホワイト、ビーバー、ウルフ・セーブル、ブルー、パーティー・カラーブラック&タン
99年の「ドッグ・カタログ」にも初登場の犬種としてでていました。この1、2年、クライン・サイズは日本にも入ってきてるようです。個人的にはミッテルくらいが好きだなぁ。
サイズにバリエーションもあることだし、カラーも豊富。彼らは人気でそうな気がするんだけどなぁ。
ジャーマン・スピッツはヨーロッパ産のスピッツ達の中でも特にポピュラーな存在である。
サモエドから生まれたとされ、この犬種から生まれた犬種としてアメリカン・エスキモーがおり、この犬種の近縁種に犬種にイタリアン・ヴォルピノ、キースホンド、ポメラニアンなどの名があがる。
本来の仕事は牧羊犬。現在でも本場ではグロース、ミッテルサイズの犬が働いているそうだ。クラインはさすがに愛玩犬だが、警戒心の強いスピッツの本質は持っているので小さな番犬として活躍する。
性質はまさにスピッツそのもの。明るく素直で、主人に忠実。外の人に警戒心を持ち、良い番犬になる。活発だが、人に負担をかけるほどの運動量はいらない。
寒さにもある程度の耐性があるが、そのかわりに長毛なので多少の毛の手入れはかかる。(追記 06年12月)
German
Wolfspitz(ジャーマン・ウルフスピッツ/シャンル)
原産国:ドイツ
体高:46-50cm
体重:27-32kg
カラー:ウルフ・グレー
Italian
Volpino
(イタリアン・ヴォルピノ/イタリアン・スピッツ/フローレンス・スピッツ/キリナル・ドッグ/カーネ・デ・クイリナーレ)
原産国:イタリア
体高:23-30cm
体重:4.5-5kg
カラー:ホワイト、レッド、ハニー
Keeshond(キースホンド/ウルフ・スピッツ/シャン・ル)
原産国:オランダ
体高:43-60cm、理想は50cm
体重:16-30kg
カラー:シルバーのウルフ・グレーにマスクはブラック
キースは日本にも多少は入ってきていますが、まだまだポピュラーな存在ではありません。(87年-18頭、92'-73頭、97'-42頭 JKC登録) 何でだろうねぇ?スピッツ顔にウルフ・グレー・・・めっちゃかっこいいのに。日本人が好きそうなタイプだと思うんだけど。
ただ、スピッツ系の雑種の多い日本じゃぁ、雑種くさく見えちゃうのかなぁ。ベルジアン・タービュレン等、日本人が見ると多少、雑種くさく見えてしまう不幸な犬種がいるんだよねぇ。(;_;)
この犬種は元々、北方系のウルフ・スピッツ(ウルフ・グレーのスピッツ)だったのがスカンジナビアからドイツなどに南下し、オランダで改良、固定された。今ではウルフ・スピッツと言えばこの犬を指す。
犬種名はこの犬をオランダ愛国派のリーダー、ケース・ド・ギズラーが、貴族がグレイハウンドを集める事に対抗してスピッツこそは民衆の犬だと宣言し、マスコットとした事から。
本国では今でも農場や河船の番をする。
性質は自尊心が強く、家族をこよなく愛する。外の人には警戒心を持ち、良い番犬になる。
ただし、しつけ面では自尊心の強さのせいか小さな時からの一貫した教育が必要。
体質については特に懸念するところはない。戸外での活動を好み、運動好きである。猟癖、放浪癖などはないが、気の合わない犬には強気に出ることもあるので注意。また、個体差により神経質な犬もいるようだ。
洗いすぎるとコートを柔らかくすることがあるので、最小限にすること。
なお、この犬種と、チャウ・チャウ、サモエド等のブリーディングから生まれた犬種として、ユーラシアがあります。
キースホンドのホームページへ
Pomeranian(ポメラニアン/ドイチェ・ツベルク・スピッツ/エル・チュパカブラ)
原産国:ドイツ
体高:17-22cm、理想は20cm
体重:1.5-3kg
カラー:ブラック、ブラウン、チョコレート、レッド、オレンジ、クリーム、ホワイトなど。単色なら全色可。毛色と同系色か、セーブル、ブラックなどのシェードのかかるものもある
エル・チュパカブラの愛称には驚きです。チュパカブラってUMAですから、「小悪魔」ぐらいの意味合いで使われているんでしょうか?(^_^;)
Russian
White Spitz(ロシァン・ホワイト・スピッツ)
原産国:ロシア
カラー:ホワイト
1930年頃に日本に輸入されたという、中欧からロシアにかけて普及していたスピッツだ。
日本スピッツ作出の際にこの犬種名が存在する。
分布からの予測だとジャーマン・スピッツの派生、または彼等の親戚にあたるイタリアン・ヴォルピノからの派生ではないだろうか? サモエドとは関係あるような、ないような・・だが、多少はあるかもなぁとちびアルは勘ぐっています。
一応、古い犬種なので現在は存在しないとしてロスト扱いにしますが、・・ロシアは広いからなぁ。未だ、いてもおかしくはない。(^_^;)
Sighthound
Spitz
Species & Unique Dog
Molossian Dog
Scenthound
Toy Dog
Sheepdog
Gundog
Terrier
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