Hairless Dog
これもまた原種に近い一派。
奇妙にも見える連中ですが、
大抵のヘアレス・ドッグにはパウダー・パフという
普通の犬の見かけタイプが存在します。
Abyssinian
Sand Terrier(アビシニアン・サンド・テリア/アフリカン・ヘアレス・ドッグ)
原産国:アビシニア(現エチオピア、又はソマリランド)
体高:37-49cm前後
体重:9.5-17.5kg
カラー:ブロンズ、グレイ、グレイがかったブラック、ブラック、淡いサンディ
コンチネンタル・ケンネルでのみ公認のレア・ドッグ。
チャイニーズ・クレステッドのごとく、頭部と尾の先以外はヘアレス。いくらかは全身ヘアレスの個体もいるようだ。
性格は勇敢で、忠実、主人を喜ばせることを好む。
コンチネンタル・ケンネルではテリア・グループになっていましたが、他の犬種紹介ページでは原種のグループ。また、検索をかけるとソマリランド(アビシニアと呼ばれる地域は現在、エチオピアとイギリス、イタリア、フランスの領になっていて、イギリスとフランスの領地がソマリランドと呼ばれています。)発行のコインのデザインになってるアビシニアンが胸が深い(マンチェスター・テリアにも似ている)事、スタンダードに背のラインは水平である事が書かれている点(<サイトハウンドだと比較的、いくらかカーブを描く犬種が多い。)、ヘアレスである点などから、こちらに紹介する事にしました。
しかし、情報の少ない犬種なので、何かお知りの方がいましたらメールお待ちしています。m(_ _)m (初紹介 06年12月)
Chihuahua(チワワ)
原産国:メキシコ
体高:13cm前後
体重:1-2.5kg
カラー:全ての色の組み合わせが許される
ちびアルの友人宅でスムースのメスの子が飼われていました。(つい最近亡くなったそうです。(;_;) 名前はれんちゃん。遊びに行くと、最初はきゃんきゃん吠えたてるのだが、しばらくして馴れると「あんたでいいから、なでれ。」とひざ元にやってくる。(^^;)
さて、03年から04年に掛けては随分なチワワ・ブームでした。(某CMの影響)ブーム時ではトライカラーの子が7、80万とか信じられない価格が付いてましたが、今はどうなっているんでしょう?
ブームが来た犬種は、全体の犬質が落ちると言われます。(需要に追いつこうと無用な交配までされるため。)しかし、ブームが去った跡に残るのは本当のチワワ・ファンだと思う。チワワは代表的な愛玩犬なので、ハスキー・ブームの様に異常な転落はないと思うが、これからのチワワ・ファンに期待したい。健康で愛されるチワワを繁殖して下さい。
起源はテチチという、トルティック、アズティック族に飼われていた無毛の小型犬であるとされる説が有力である。他にもテチチにチャイニーズ・クレステッド・ドッグ、又はポデンゴ・ポルトゥゲス(ペキノ)を交配したとするもの、スペインの軍隊がやってきた時に連れていた犬が祖になっているとされるもの、ヴァイキングの船で新大陸にやってきた説などもある。
どれにしろ、これらの説から出来たのはスムース・ヘアーであって、ロング・ヘアーはスムースにヨークシャー・テリア、パピヨンを交配させて作られたとされる。選択繁殖のおかげで現在ではコート・タイプ以外は、両者は同じスタンダードとなっている。
1850年頃、アメリカに持ち込まれた50頭ほどが、今日のチワワの血統の大半を占めているらしい。1904年にはアメリカン・ケンネルで公認されている。
アップル・ドームと呼ばれる丸い頭部はチャーム・ポイント。サイズも世界最小と扱いやすい愛玩犬だが、神経質になりやすい面がある。自分が仲間、家族と認めた者には愛情深く、見知らぬ人にはシャイになる。好奇心旺盛で、陽気。大きな犬にもひるまない。子供に接する時は、多少注意した方がいいようだ。(追記 06年08月)
Chinese
Crested Dog(チャイニーズ・クレステッド・ドッグ)
原産国:メキシコもしくはアフリカ
体高:23-33cm
体重:3.1-5.5kg
カラー:単色か斑で、全ての色が許される
中学生の頃、初めて「何この犬種は!?」と衝撃をうけたのがこのチャイニーズ・クレステッド。その後、ローシェンなどの一見異様な姿の犬を見ても驚かなくなった。(^^;)
アフリカで公認されていたがその後の登録がなかったため、公認が取り消されており、世界でも個体数が少ない珍犬。また、生まれつき歯の数が少ない(42本のうち、16本が欠歯)個体が多いなどの謎もある。
性質は清潔好きでおとなしく、反面、活動的でイタズラ好きというところもある。主人との接触をよく求め、家庭内の他の動物に対しても友好的である。多少、プライドが高く、用心深いが、小型犬らしい性質とも言える。
運動は量よりも温度や天気を気を付けること。ヘアレス・タイプは虫などが付かぬが肌が弱く、寒さにも弱いので注意。パウダーパフ・タイプは寒さに気を使わなくてもいいので、ブラッシングを適度にしてやる。
交配に関してだがヘアレス同士の交配は避けた方がよい。母体内での死産が多いせいだ。
Inca
Orchid Moonflower Dog
(インカ・オーキッド・ムーンフラワー・ドッグ/ペルヴィアン・インカ・オーキッド/インカ・ヘアレス・ドッグ/
インカ・オーキッド・ドッグ/ペル・フローラ)
原産国:ペルー
体高:11-23cm
体重:50-65kg
カラー:白、またはピンクの皮膚
以前はペルヴィアン・ヘアレスと同種としていましたが、別犬種としてペルヴィアン・ヘアレスと別個にこの犬を紹介している本があり、別種としているんですが、・・ドイツ語の犬種図鑑を訳すとどうやら「1970年代にインカ・オーキッド・ムーンフラワー・ドッグと呼ばれていたものをペルヴィアン・ヘアレスと呼んでいる。」って書いてあるんですよー。でも、先の別犬種としているのはアメリカ系の本で、・・・AKCとFCIの違いから来るものなのかな?(とりあえず、別犬種に数えておきます。)
FCIなどで公認。
Mexican
Hairless(メキシカン・ヘアレス/ショロイエックウィントリ/テプスクウィントーレ)
原産国:メキシコ
体高:トイ-22-33cm、(アメリカではトイがメキシカン・ヘアレスとされ、他サイズは認められない。)
ミニチュア-33-76cm、
スタンダード-33-57cm
体重:トイ-4.5-5kg、
ミニチュア、
スタンダード-9-14kg
カラー:レッドがかったグレー、ブラック、グレー、リバー、ブロンズ。これらにロゼ、またはチョコレートの班も可
分け方に謎が多い。(^_^;)
ミニチュアとスタンダードのサイズがかぶってる。(スタンダードとトイはFCIで公認されてるのに、ミニチュアが公認されてないのは関係するのかも。)あと、おもしろいことにサイズでグループが違う。トイはトイ、ミニチュアはノン・スポーティング、スタンダードはワーキング。
(ちなみに、ただ、サイズ違いなのにグループが変わる。私はこれが納得いかなくて、独自の分け方を始めたようなものなんです。(^_^;)
Peruvian
Hairless(ペルヴィアン・ヘアレス/インカ・ヘアレス/ペロ・シン・ペロ・デル・ペルー)
原産国:ペルー
体高:トイ-25-40cm、
ミニチュア-40-50cm、
スタンダード-50-71cm
体重:トイ-4kg、
ミニチュア-8-12kg、
スタンダード-25kg
カラー:全ての単色は可
インカ・オーキッド・ムーンフラワー・ドッグとは同種の可能性も有り。参考資料により、別犬種、同犬種と様々なのだ。
見た目からメキシカン・ヘアレス、チャイニーズ・クレステッドとの血縁はそれなりにあると思われる。もっとも、それぞれ古い時代から存在していた犬種なので、交配したというよりは古代に自然に交雑していた可能性があるという感じだが。
その名にある通り、どうやらインカ帝国の頃から聖獣として存在していたらしい。しかし、今では希少な種でペルー国内ではブリーディングされているらしい。
FCIで公認となったのは1985年。この犬はドイツに輸入されてから、繁殖者達の努力で公認に至った。
性質は少し神経質なところがあるが、活動的で家族には穏やかで愛情豊か。見知らぬ人には少し警戒心を持つ。しかし、他の無毛犬と同じように毛にアレルギーを持つ人などには好まれる。
ヘアレス・タイプの他にパウダー・パフという豊かな被毛を持つタイプが同胎で生まれる。ヘアレス・タイプは寒さに気を付けること。
Techichi(テチチ)
原産国:メキシコ
チワワの先祖犬として、よく名が登場する。
9世紀にトルティック・インディアンに飼われていたらしい。当時から小型犬であったようだ。トルティック族を征服したアズテック族が、アジアから持ち込んだ毛のない小さな犬であるという説もあるが、どちらにしろ古代からの愛玩犬だったらしいことは確かである。
神聖化され、崇められていたようだが、神への生け贄にされたり、珍味として食されていたりと、実際は辛い歴史を持っている。
Sighthound
Spitz
Species & Unique Dog
Molossian Dog
Scenthound
Toy Dog
Sheepdog
Gundog
Terrier
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