Sledge Dog
橇犬として生まれた北の国のスピッツ種と
それから生まれた愛玩犬が紹介されます。
Alaskan
Malamute(アラスカン・マラミュート)
原産国:アメリカ
体高:58-71cm
体重:34-57kg
カラー:ウルフ・グレー、グレー、ブラック、ホワイトにその他の混色。単色はホワイトのみ認められる。
Alaskan
Husky(アラスカン・ハスキー/アメリカン・ハスキー)
原産国:アメリカ
OFAには「アメリカン・ハスキー」という名前がありました。アラスカン・ハスキーと同種なのかは確定しないのですが、細かな犬種まで載っているOFAでアラスカン・ハスキーの名が見られなかったので、同種ではないかと思い、他の名前の中に入れました。
犬種名自体はアラスカン・クリー・カイの紹介に登場してました。クリー・カイはこの犬の小さなタイプのようです。
アラスカのマッシャーであるジョージ・アトラという人物が生み出した犬で、基礎にシベリアン・ハスキー、これに足の速いグレイハウンドやセッター系の犬を交配したようだ。
現地の犬橇レースではシベリアン・ハスキーに次いで出場頭数が多いそうだ。
ちなみにこの犬種とは別に、マッシャーが橇に向いていると独自に交配した犬もこの名前で呼ばれるらしい。
Alaskan
Klee Kai(アラスカン・クリー・カイ)
原産国:アメリカ
体高:トイ:23-33cmまで、ミニチュア:33-38cm、スタンダード:38-43cm
1988年、UKC公認。
パッと見は小さいハスキー。シベリアン・ハスキー・ブームのあった頃に日本に知られている犬だったら、輸入されていたでしょうね。作出目的がコンパニオンサイズのハスキーなのだから。
アラスカン・ハスキーの小さなタイプ。
1970年代にアラスカのリンダ・スパーリンがアラスカン・ハスキーのコンパニオンサイズの犬を作るのを目的に繁殖を始める。
最近になって公認を取り付けているが、個体数はどのサイズも少ない。
スタンダードでも柴犬程のサイズだが、やはり柴犬同様ダブルコートなので室内には向くのかなぁ?(^_^;)
Canadian
Eskimo Dog(カナディアン・エスキモー・ドッグ/キミック/カナディアン・イヌイット・ドッグ)
原産国:カナダ
体高:51-69cm
体重:27-48kg
カラー:様々なカラー・パターンがある。
FCI、UKC、CKC等で公認。キミックはイヌイット語の「犬」という意味。
Chinook(チヌーク)
原産国:アメリカ
体高:53〜66cm
体重:29.5〜41kg
カラー:トーニー(黄褐色)、ゴールデンなど
作出されたのが近年のせいか個体数は少なく、1966、87、88年には最も稀少な犬種としてギネスにも載ったそうだ。当時の頭数が300頭程であったが、レア・ドッグ・ショーなどにも出陳されるようになった。
作出は1917年。1929年にはバード提督の南極探検に同行している。
この犬は血統分けで結構苦労した犬種だった。そり犬として作出されたので、めでたくここに配されているが、血統は主にエスキモー・ドッグ、スムース・コートのセント・バーナード、そして、ベルジャン・シェパード達の血が入っているらしい。
頑強、作業意欲旺盛。とてつもなく重いものを引く事が出来、性格は従順で勇気があり、主人に忠実。
姿形よりも作業性能重視の繁殖を遺伝学者と共に行っており、そのせいか耳は垂れていても、立っていてもよしとされる。そして、驚くほど股関節形成不全が少ないらしい。
Japanese
Spitz(ジャパニーズ・スピッツ/日本スピッツ)
原産国:日本
体高:30-38cm
体重:6ー11kg
カラー:ピュア・ホワイト
ちびアルも幼い頃に近所で飼っていた家があったような記憶があるのですが、今は実は日本ではあまり見かけない犬になってしまいましねぇ。むしろ、ヨーロッパで手頃なサイズが好評で人気があるようです。
英国へはドロシー・キニヤン夫人が公認を得ているスウェーデン経由で輸入している。
作出は1930年代。
作出はサモエドを小型化したもの・・と、日本の本はしているのですが、アメリカの本を見ると先祖はアメリカン・エスキモーらしいとされる。
関東大震災頃にスピッツ・タイプの白い犬が数頭カナダの貨物船から見つかっているが、これはアメリカン・エスキモーだと予想される。また、ロシアからロシァン・ホワイト・スピッツが輸入されている。(これをサモエドの小型と思ったのかもしれない。)
彼等がやってくる以前にも白いスピッツは日本に存在していたらしいし、どれが正確な先祖かは判らない。多分、その全てが交配されたというのが一番濃厚な気がします。(^^;)
性格は愉快で賢く、気だてがいい。明るく、飼い主に忠実。警戒心は旺盛で昭和20年から30年頃の日本でのブーム期には、良く吠える番犬だったのだが、きゃんきゃんと鳴く声が嫌われその地位は失われた。現在では以前ほど神経質ではない物静かな性格に改良されているそうだ。
しかし、運動をきちんとしないとストレスが溜まって、やはり吠えがちになるようなので気を付ける。
平均寿命は12-14年と長い。
膝蓋骨転位が数例見られるらしい。性格の事も含めて信頼出来るブリーダーから購入したい。
Mackenzie
River Husky(マッケンジー・リバー・ハスキー)
原産国:ロシア
体高:61-81cm
体重:32-57kg
Samoyed(サモエド/ネネッツカヤ・ライカ/サモィエドスカヤ・ソバカ/ザ・スマイリー・ドッグ)
原産国:ロシア
体高:46-58cm
体重:23-29.5kg
カラー:ホワイト、クリーム、ホワイト&ビスケット
Seppala
Siberian Sleddog(セッパラ・シベリアン・スレッドドッグ)
原産国:ロシア、カナダ
体高:56-58cm
体重:40-50kg
カラー:ホワイトに全ての色の組み合わせがある
歴史的背景から生まれたシベリアン・ハスキーの兄弟種。セッパラは繁殖者の名前の様だ。
もっぱら、犬橇レースに出るのがメインの様で、ショーに出てこないハスキーと捉えるのが適当か?
Siberian
Husky(シベリアン・ハスキー/アークティック・ハスキー/シベリアン・チュクチ)
原産国:ロシア
体高:51-60cm
体重:16-27kg
カラー:ホワイトに全ての色の組み合わせがある
日本ではやはり「動物のお医者さん」のチョビに代表されるのだろうか。今や、誰もが知ってる般若顔のハスキーである。
ちなみにちびアルの心に残るハスキー犬は、トーゴとバルトーです。
バルトーの方は記念碑もあるので結構知られています。あの、「オーロラの下で」の元になった実話、血清をノーム市に届けた犬達のリーダーです。バルトーは最終区間を走った犬達のリーダーで、トーゴは一番危険な区間を走った高齢のリーダーでした。
「トーゴ」は日本の東郷(平八郎だっけ?)将軍にちなんで付けられた名前で、そのトーゴ、バルトーの子孫であるハスキー犬が日本で流行ったというのは、う〜ん、何か因縁深いっちゅうか、なんちゅうか。(^^;)
ハスキーはチュクチ族が橇犬、猟犬として作った犬種。姿などを見てもアラスカン・マラミュート、サモエドなどとは近い犬種だということは明白であろう。
性格はチュクチ族の女性が子供と一緒に育てていたというだけあって、人には非常に忠実で友好的。他人に対しては警戒心を持つとされるが、最近の友好的なハスキーは泥棒に「遊んでくれる〜?」と飛びついて驚かしたり(泥棒は逃げたらしいけど(^^;)、一声も吠えないでさらわれたりという個体もいる。もっとも、ハスキーは犬のように鳴かず、狼のように遠吠えをするものも多い。
もとが橇犬なので運動は欠かせない。体重が軽いので一頭引き向きではないが、多頭引きではスピーディーで常に良い成績を収める。また、仕事好きな犬なのでアジリティーなどにも向くらしい。
暑さには弱いので、注意が必要だが寒さには非常に強い。
普通のブラウンの瞳の他にブルーがあり、両方のカラーが片目づつになっているバイ・アイがあります。
股関節の形成不全、視力が徐々に落ちてゆく先天性の遺伝などがあるので交配するときは、親戚をチェックした方がよい。
Sighthound
Spitz
Species & Unique Dog
Molossian Dog
Scenthound
Toy Dog
Sheepdog
Gundog
Terrier
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