Japanese Dog
基本的には古くからいる日本犬のみをこちらで紹介しています。
秋田犬なんかは洋犬の血が入っているなんて言われるけど、
それを排除する形で選択繁殖しているので、やはり日本犬枠なのです。
Akita(秋田犬/大館犬/鹿角犬/秋田マタギ/ジャパニーズ・アキタ)
原産国:日本
体高:60-71cm
体重:34-50kg
カラー:赤・胡麻・虎・白
Daitou(大東犬)
原産国:日本、沖縄(大東島)
私が琉球犬のタイプの一つと思っていたのはこの犬だった様です。(^_^;)
100年程前に島内に持ち込まれた犬が、近親交配を繰り返すうちに短肢タイプになったもの。最近では絶滅に瀕していて、2000年の時点でメスはなく、オスの老犬が5頭存在するだけだった。しかし、この犬を保存しようという動きがあり、大東犬、または似たタイプの犬を探し、01年頃にはプロジェクトの最初の腹、3頭が生まれている。(初紹介 06年08月)
Higo-rouken(肥後狼犬/肥後犬)
原産国:日本
体高:オス-48-51 cm、メス-40-48 cm、
カラー:黄褐色
Hokkaido(北海道犬/アイヌ犬)
原産国:日本、北海道
体高:45-56cm
体重:15-29.5kg
カラー:赤・白・胡麻・虎・黒
舌の斑が特徴的な日本犬。
Hyuga-okufuru-nitta(日向奥古新田犬/新田犬)
原産国:日本、宮崎
カラー:赤
某犬雑誌に紹介されていた犬。海外では甲斐犬程度でもレア・ドッグに入るので、この犬は超の付く珍犬ですね。ところで、同地域に新田犬(こちらは新田氏が猟の為に繁殖した猟犬)という名の犬が出てくるのですが、同犬種でしょうか? 情報お持ちの方、是非メール下さい。
この犬の写真を初めて見たときはとても驚きました。
被毛も日本犬には珍しくスムースの様でしたが(九州産だからか?)何しろ、耳がでかい。顔つきはタイ・リッジバッグ・ドッグや、バセンジーの様なパーリア犬系統っていうのかな、古いタイプの顔なんです。猟犬としても人気がある様なのですが、数がいないそうです。国内に現在(01年7月)5頭ほどしか居なく、中でも若い牝が1頭のみ。・・いずれ、どこかから血を借りてこないと存続できない数ですね。(;_;)
風貌から云って、多分、遺伝子的な意味でも貴重な犬種だと思うのです。もし、交配に他犬種の血を使うのなら、簡単に近いサイズの日本犬という枠で括らないで、遺伝子的に近い犬種を探して交配というのを考えてもらいたいなぁと思いました。
基本的に柄は赤で(確か固有の呼び方があったが)、尾に差し毛が入って黒っぽくなるのが特徴だとか。(追記 06年08月)
Kai(甲斐犬/甲斐虎/虎犬/甲州虎/甲州犬)
原産国:日本、山梨
体高:45-58cm
体重:11-23kg
カラー:赤虎・黒虎・虎
日本以外では実は珍犬の部類の犬種だが、もちろん近所にも甲斐犬、または甲斐系の雑種は多い。(^^) 99年の春先なんか妙に甲斐系が多かった気がしたけど。
昭和9年に天然記念物に指定。1951年にはアメリカにも渡っている。
山梨を中心とする南アルプスを原産地とし、古代からの犬種の一つである。その集団性を利用して猪や鹿を狩るのに使われる。集団性の強さ、他犬を寄せ付けないところから多くの絶滅した古い日本犬達のようにはならず、自ら純血を護ることとなった。
性質は非常に鋭敏で勇敢で山岳の犬らしく持久力もある。飼い主には従順だが、外の人には警戒心が強い。母犬は警戒心から見知らぬ人を見ると興奮し、子犬をくわえて動き回ることもあるらしい。
カラーは産まれたときは黒だが、成長するにつれ虎が現れ、白のマーキングが入ることもある。巻き尾と差し尾がある。
コートは短毛で、日々の手入れは楽だが日本犬なので換毛期はどっと抜け換わり、その時は丁寧にブラッシングする。
Kawakami(川上犬)
原産国:日本、長野
体高:オスは38-45cm、メスは35-42cm
カラー:赤・胡麻・赤胡麻など
生まれ等は信州柴に近いし、おそらく柴犬の血統にいくらかは組み込まれているとは思われるが、こちらはこちらで固有の犬種として保存されているようなので、あえて柴犬から別犬種とした。
歴史的には他の多くの地犬(地域固有の犬種群)と同じように明治、大正の頃には存在しており、大正10年には県の天然近年物に指定されている。しかし、これまた他の地犬同様、戦時中に数を減らし、昭和32年には最後の川上犬が死亡し絶滅となる。
だが、その直後、戦時中に川上犬の保存をしていた方から預かった犬を返しに来たという人物が八ヶ岳から訪れ、その時に返して貰った雌雄を元に地域の外に持ち出された犬達や、その子孫を集め、戻し交配を経て現在の川上犬に至っている。
昭和11年に信州柴などが柴犬として国の天然記念物に指定された際に、川上犬は同タイプの柴と扱われた事。戻し交配中で、純血性に疑問が持たれたことで長野県の天然記念物指定は昭和40年で一度解除されたが、信州川上犬保存会の取り組みが実り、昭和58年には再び指定に至ったそうです。
外見的には柴犬より多少大きい感じか。柴に比べて特徴的なのはコートの長い個体が多いこと。厳しい気候に対するものなのかもしれない。色は胡麻が多い感じがする。
サイズの割に獲物はカモシカ。勇敢な犬である。(初紹介 06年08月)
Kishu(紀州犬)
原産国:日本
体高:42-55cm
体重:10-23kg
カラー:白・赤胡麻
Mame-shiba(豆柴)
原産国:日本
カラー:赤・胡麻・黒・赤胡麻・白
この犬種はJKCなどでの公認はまだ下りてないようですが、結構、ちょっと犬好きな人なら知っていたりする犬です。
日本人なら漢字を見て、雰囲気で判ると思いますが小型の柴犬。ちびアルはまだ本物を見たことはありませんが、知り合いの親戚で飼っているという方がいました。「愛犬の友」なんかを見てるとこの犬種の名を結構、目にします。
この犬種、ものすごく最近できたのではと思いきや意外にも戦前には存在したようだ。(何かで読んだ。確か(^^;)。しかし、戦時中、人々は犬など飼っている余裕もなく滅びてしまったらしい。この辺はヨーロッパの巨大犬達に通じることがある。で、その後最近になってから柴犬の血を借りて復興しようとしてるらしい。
ちびアルも柴好きなので、ブリーダーの皆さんがんばってください。サイズが小さくても柴の気質を持っていて、なおかつ健康な犬種であれば人気も出るかと思います。(追記 06年08月)
Mikawa(三河犬/三州犬)
原産国:日本
Mino-shiba(美濃柴/岐阜犬/飛騨犬)
原産国:日本
Ryukyu(琉球犬)
原産国:日本
Sanin-shiba(山陰柴)
原産国:日本、鳥取
現在でも150頭程が鳥取を中心に生存しているそうで、一応、籍は日本犬保存会になるみたいです。
他の地犬同様に雑種化が進み、地犬としての特色がなくなりつつあった時代に島根東部の地犬、因幡犬と島根の石州犬(石州柴)を交配させ、現在の山陰柴の姿になる。
サイズは普通の柴犬より、やや大きめ。写真で見る事ができた個体は顔も柴より渋い感じでした。(初紹介 06年08月)
Satsuma(薩摩犬)
原産国:日本、鹿児島
カラー:赤
薩摩の犬というからには鹿児島の犬。(^_^;)
この犬種の中でもっとも有名な個体は、上野の西郷さんが連れている兎狩り帰りの「ツン」でしょう。
既に絶滅した犬種・・と以前は書いていたのですが、まだ多少、残っていたようです。TVでその姿を見ることができました。(確か、西郷さんの子孫の人が出てた番組だった。)調べてみると薩摩犬保存会があり、保存に頑張っているようです。
ところでこの残存していた薩摩犬が見つかった旧下甑村という地名、甑山犬とは関係あるのでしょうか? あちらも一応、鹿児島の犬なので。知っている方がおられたらメール下さい。
姿は・・赤毛で、野生味のある、すらっとした犬。目つきは日本犬らしく鋭く、確か見た個体は差し尾でした。姿ではなく、性質、猟の才能重視の繁殖をされているのかな? 都会の犬にはない、野生っぽさ、日本犬らしさを強く受けました。何だか、縄文犬とかの文献見るとこんな犬かも・・という感じの犬でした。
もっとも、本州から離れて行くほど弥生犬より、縄文犬の血が濃いようなので、縄文犬タイプの日本犬なのかも知れません。
性質は穏和で従順。しかし、仕事である猟に出ると一変し獲物を追うしつこさも持っているそうです。(追記 06年08月)
Shiba(柴犬/信州柴/保科犬/戸隠犬/山辺犬/木曽犬/ブラッシュ・ウッド・ドッグ)
原産国:日本、信州
体高:35-41.5cm
体重:8-14kg
カラー:赤・胡麻・黒胡麻・赤胡麻・白・淡赤・ブッラク&タン
うちでも一頭飼っていました。(96年の1月に8歳で亡くなりました。)兄弟は皆、赤の裏白、両親は母親は赤の裏白で、父親はブラック&タン。そのせいなのかな?息子の劉備(リュウビ)には、黒の差し毛がありました。
スイカを食べたり、サラダを盗み食いしてみたりと随分な奴でしたが、小さな子に身体を触らせてあげたりしてる時は、唸りもせずにただ「早く行こうよ。」と目で訴えていたりして、ちゃんと柴らしいところも持っていました。(性格はきつくなく、ちゃんと忠誠心を持ってて、他人には気を許さないあたり。)
ただ、私を見ると赤ちゃんになっちゃうんだよねぇ。キュンキュン鳴くのがなかなか収まらなかった。(^^;) 甘えん坊め。
最近では海外でも人気が高いようで、アジリティをやる柴の写真なんかを目にします。・・日本人はなかなか柴をアジリティにっていう発想はしませんね。あくまで彼らは番犬というイメージだから。最初は違和感がありましたが、最近の柴には人なつこい子もいて、そんな子には番犬以外の可能性が開けていいのかも知れない。
日本では一番数の多い日本犬で、一概に柴と言っても、地域によって美濃柴(岐阜)、信州柴(長野)、山陰柴(山陰)という系統があるが、基本的には「柴犬」と一般的に言われる柴は信州柴を差している。美濃柴、山陰柴とは血統的に別らしい。
「柴」という言葉自体が小さな日本犬全般を差す言葉だったので、越後柴、十石柴、山陰柴、美濃柴とあるのだが、血統的には戦後、信州の柴犬中心に川上犬、保科犬、戸隠犬、山辺犬、木曽犬、赤石柴犬といった犬達がまとめられ、現在の柴犬に至っている。(他に四国犬の「兎先"うざき"」と言われる兎狩り向きのタイプも柴犬に吸収されたという話もあります。)
小さいながら昔は兎狩りなんかにも使われた勇敢な犬。しかし、決して攻撃的ではなく、警戒心が強いだけ。とても忠実で厳しい環境にも対応し、我慢強く、番犬にはよい。(追記 06年08月)
Shikoku(四国犬)
原産国:日本
体高:43-55cm
体重:15-24kg
カラー:胡麻・黒胡麻・赤胡麻・黒虎・赤虎
Yakushima(屋久島犬/屋久犬)
原産国:日本、鹿児島(屋久島他、大隅、南西諸島)
屋久島の地犬。ただし、ほぼ純血の個体はいなくなってしまっていて、屋久島犬系と言うべきか。屋久島犬と言って、屋久島犬との交雑犬が猟犬として売り買いされてしまっているらしい。まだ、いくらか純血に近い個体はいるらしいので、是非保存して頂きたい。何しろ、屋久島犬という名前で売り買いされるほど、猟性(猪や鹿向き)は良いらしいので。
サイズ的には中型だが、交雑のない頃の純粋な屋久島犬は小型に入るくらいの犬だったらしい。純血に近いという個体の写真を見た限りではパーリア系の犬。縄文犬の特長に近い部分もあり、興味深い。(初紹介 06年08月)
Sighthound
Spitz
Species & Unique Dog
Molossian Dog
Scenthound
Toy Dog
Sheepdog
Gundog
Terrier
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